ワルキューレの伝説(PCエンジン版)

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ゲームブックの記事では、「ワルキューレの伝説 舞い降りた女神」について『なぜか買った』などと書きましたが、よくよく思い返せば、当時の自分はそれなりに同タイトルに『ハマっていた』のでした。

 

PCエンジン用ソフト「ワルキューレの伝説

ナムコ、1990年8月9日発売、NC90006)

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自分の場合、もとのアーケード版を知らずに、これで初めて「ワルキューレの伝説」に触れた状態でした。移植度ははっきりいってイマイチのレベルだったようですが、これはこれで面白く遊べました。なにより「操作キャラクターのデザインや動き」が可愛らしく、この数年前にアーケードゲームパックマニア」で感じたような、スッキリしたファンシーさが良かったのだと思います(立体感・ジャンプモーションなど)

当時一緒に遊んでいた身内が操作キャラクターであるワルキューレに対して「ウサギみたいだね」といっていたのが印象的です。

 

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PCエンジンの「Huカード」は、手に取ったサイズ感など、モノとしてけっこう魅力的でした。自分が所有していたのは「コアグラフィックス」という本体機種でしたが、同時期に所有していたセガの「メガドライブ」に比べて、ものすごくコンパクトなのも良かったです。ソフトのケースは音楽CD(またはCDロム)と同サイズだったので、場所を取らなくて助かりました。

 

 

以下、この数日で発掘できたぶんだけですが、画像だけでもとりあえず。

 
ワルキューレの伝説 マル完攻略本 VOL.1

角川書店、マル勝PCエンジン 1990年9月号付録)

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設定イメージイラストが多く掲載されていました。

 

ワルキューレの伝説 マル完攻略本 VOL.2

角川書店、マル勝PCエンジン 1990年10月号付録)

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VOL.1に引き続き開発秘話も載っています。

そしてブラックワルキューレはアーケード版には登場せず、PCエンジンオリジナルのキャラらしいのですが、その後無かったことにされていないか、微妙に心配だったりして。

 

ワルキューレの伝説 必勝攻略法

(双葉社、1990年8月26日、ISBN 978 4575151750)

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オーソドックスな攻略本。「この本ならでは」という部分は無かったようです。

 

ワルキューレの伝説 舞い降りた女神

(尾崎克之、双葉社、1990年10月12日、ISBN 978 4575761613)

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ゲームブック

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サンドラだけでなく、コアクマンとズールもフィーチャーされていました。

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(イラスト:かんなたかし)

 

 

THE ナムコブック

(成沢大輔 編、JICC出版局、1991年3月10日、ISBN 978 4796601023)

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PCエンジンワルキューレの伝説が発売されてから半年後ぐらいに出た書籍。

当時のナムコットの総覧的な。

 

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(解説:塩田信之)

PCエンジン版の不出来さを正直に指摘していて、良心的な解説でした。

 

 

 

ナムコ ゲームサウンド エクスプレス Vol.1

(ビクター、1989年9月、VDR-14001)

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これはあくまでもアーケード版のサウンドトラックですが。

メインテーマから各面BGMまで、音楽もとても良かったですね。

 

 

作品やキャラクターについて、今もそんなに好きかというと、うーん……という感じですが、やはり思い出はあります。

ちなみに当時、さかのぼってファミコン版「ワルキューレの冒険」を入手してプレイする、という方向にはいきませんでした。あれはやっぱり別物と感じてましたので。「冒険」をもとにしたオフィシャルのボードゲームは、買おうかどうか迷ったものですが、けっきょく買わずに若干後悔。