さよちゃんシリーズ/窪田まり子
1986年に連載開始、2003年で終了。連載期間は17年間。まんがタイム系列のあちこちで見かけましたが、なかでも「スペシャル」では、長らく表紙を飾っていました。
登場キャラクター。
レギュラーキャラクターの愛犬ガム(♂)のモデルであると思われる、作者の現実の飼い犬ガム(♀)が、1998年の時点で13歳ということでしたので、まさに作品と一緒に育っていってたのですね。
単行本は1995年12月発行の「恋するさよちゃん 純情一途編(A5判、208P)」が最後で、それ以降の約8年分、複数の系列誌での連載が未収録状態のままということになりますが、もったいないというか、どこか理不尽さを感じますね。
同作者の「ミラクルみさこちゃん」にいたっては、10年間も連載されていたのに、けっきょく単行本出ませんでした。
窪田まり子は、もうここ10年ぐらい作品発表されてないようですが、未単行本化の分を電子書籍で出す、というようなわけにはいかないのでしょうか。
「遊星人パタパタ」という小さな宇宙人のキャラが、さよちゃんシリーズとみさこちゃんシリーズに共通で出演していましたが、とくにさよちゃんの方では、存在が非日常的アクセントになっていてよかったです。
さよちゃんシリーズもそうですが、 とくに「ミラクルみさこちゃん」は、藤子Fファンと親和性が高いのではないかなあ、と思うんですけどね。実際はどうなんでしょうか。(自分はどちらかというと藤子Aファンなので)
みさこちゃん、及び、96年以降のさよちゃんが単行本化されていないのは、非常に残念なことだと思います。ぜひ電子書籍化をお願いしたいです(できれば2色カラー等そのままで)
さよちゃんシリーズのエピローグともとれる特別編。
画像や書きたいことをもっと整理してからブログ記事にしようと思っていたのですが、いつになるかわからないので、とりあえず暫定的にでも。
追記:2018-03-21
この記事を投稿してすぐに、コミックパーク版(オンデマンド印刷)の単行本を購入しました。
四六判(130×188mm) 150P
— kompdog (@kompdog) 2017年11月5日
オリジナルはA5判(148×210mm) 130P
オリジナルではカラーだった巻頭部分含めてオールモノクロ。印刷精度は正直イマイチか。
未収録作品が19P(作者自選、4コマ34本+1Pもの)+作者コメント1P。
奥付に初出情報無し。 pic.twitter.com/h4Yik4uf0Q
巻末ページで、作者メッセージとともにさよちゃん&ガムのイラストが描かれています。
絵柄・タッチは、おそらく同時期に描かれたと思われる「年賀状2009 窪田まり子(Kubota Mariko)」に近いみたいです(瞳の描画や前髪の処理など)