1987 パーティジョイ (76) おばけ屋敷ゲーム
メーカー:バンダイ 発売年:1987
「パーティジョイ」の札や小道具類は、箱にきれいに収めるのが難しいことも多かったが、これは札の枚数などが適度なうえ、プラ製インナーケース付きだったので、中古品でも比較的良い状態が保たれていることが多いのでは(とはいえ、後述のシールが使用済みな場合も多いみたいで、ちゃんとした完品となるとけっこうきびしいのかも)
写真の物は、じつは当時ほとんど遊ばなかった(通してやったのが1回ぐらいの)やつなので、外箱の痛みも比較的少ないのだと思うが。
この「おばけ屋敷ゲーム」には、妙に豪華なプリズム調のシールがオマケとして付属していた。購入当時「ビックリマン」ブームだったとはいえ、何故シールなのだろう? と不思議だった。
パッケージのどこにも「シール付き」などと書かれていないので、オマケシール目当てでの購入は見込めないはず。それでも付属していたのは、やはり、購入者への「嬉しいサービス」ということだったのだろうか。
シールはあくまでも「魔よけシール」という名前のゲーム部品なのだが(上図の15番)、説明書を見てもルール上の効果や使い道については触れられておらず、どこまで本気かわからない「謎の儀式」があるのみ。
シールのサイズは縦横48mm。裏面は薄水色の無地の台紙。
プリズムの反射を避けて撮り直し。
— kompdog (@kompdog) March 20, 2018
けっこう迫力あるイラストだし、ビックリマン集めてた層には嬉しいオマケだったんじゃないかな。
自分は「まじゃりんこ」世代だったので、本家おばけ屋敷ゲームを懐かしむ感じでパーティジョイを購入したら「なぜかシールが?」で、まったくピンときてなかった。 pic.twitter.com/9NmAAuNhvK
シールのデザインは、名前部分が「★大魔王★」とあり、絵柄は大魔王4分身のうちの1体「氷の魔神」がモチーフで(箱絵中央のキャラ)、その背後に「黄金の龍」が見えている(これは大魔王の正体)。他の分身である「炎の魔神」「鎧将軍」や、「黄金の龍単体」のシールがあったかどうかは不明。
大魔王カードの絵柄だと、肝心の氷の魔神がとくにヘボいというか、味があるというか、箱絵ともシールとも別物のような印象を受ける。
盤面裏のコミックス調ストーリー紹介の絵柄も、また別物で独特。
All Aboutの記事で、内容紹介などされている。
「本家」は、21世紀になってから復刻版が出たりリメイクされたり。
プレスリリース | 株式会社バンダイ(2004年に復刻)
絶叫!おばけ屋敷ゲーム|バンダイ公式サイト(2012年にスマホ連動でリメイク)
360度恐怖体感 脱出!おばけ屋敷ゲーム - バンダイ アソビジョン(2017年にさらに進化版として)